長く続いた戦乱の世に天下布武を掲げた織田信長。
戦乱の世を終結させ、260年にわたる平和な時代を築いた徳川家康。

彼らはなぜ、このような偉業を成し遂げることができたのか?

その秘密は、彼らが胸に秘めていた、「あるもの」でした。

死んでも今川を討たなければならなかった
信長の使命

1560年、今川義元が天下の野望を胸に、織田信長が待つ尾張に侵攻しました。

すでに今川氏は関東の大大名として君臨しており、数万の兵を率いての出陣でした。

当然、側から見れば勝ち目のない戦であり、なおかつ信長は「うつけ者」と諸大名に噂され、家臣たちにも失望されていた、と言われています。

ここで、大きな謎が生まれます。

1. なぜ、信長はわずかな手勢(数千)で今川に挑んだのか

2. なぜ、家臣たちは”負けると分かっている戦”についていったのか

長く続いた戦乱の世。
自分の主が能力不足だと思えば、裏切りや離反が起こっても当然の時代です。

しかし、今川を討つためにわずか数騎で出城し熱田神宮に向かった信長の元に、数時間後には数千の軍勢が集まっていました。

桶狭間の戦いの本当の意味とは?

今川を退け、徳川家康と同盟し、一挙に勢力を拡大していった信長。

室町末期から長らく続いた戦乱の世を、信長が初めて統一に向かわせるのですが、ここでもう一つの疑問が生まれます。

それは、

なぜ、信長だったのか

という疑問です。

ここで注目したいのが、桶狭間の戦いが我が国の歴史の中で唯一「○○が機能した」事例である、という事実です。

そして彼が朱印として使用していた「天下布武」の「武」とは、「たける」とも読み、実は、乱れた世を竹のように真っ直ぐに正す、という意味があるため、

「武力=力によって天下を支配する」

のではなく、

天下布武=「乱れた世の中を正す」

という意味だったこともわかります。

「世を正す」という決意を胸に秘めていた信長は、自らの「利己的な野心」のもと争っていた諸大名とは一線を画していました。

それでは、なぜ信長はその時代にあって、「戦乱の世を終わらせる」理想を持つことができたのか。

それは、信長の人生を紐解くだけでは決して見えてきません。

信長の意志を継承し、
260年間の太平の世を築いた家康

そんな信長の理想を継承していたのが、徳川家康でした。

腹黒く天下を狙った、というイメージが強い家康ですが、その実態は正反対です。

  • 現代の価値で800兆円の資産を保有していた(ビル・ゲイツが8兆円)家康は、
    その莫大な資産を自分のために使わなかった。
  • 毎年、江戸の町を水浸しにしていた荒川や江戸川を整備し(流れを変え)、江戸発展の礎を築いた。
  • 長年苦労した末に手に入れた将軍職を、わずか数年で息子の秀忠に継承

全国の大都市の発展の礎は、家康が築いたといっても過言ではないほど、家康は私財を投入して日本全国の繁栄に力を尽くしたのでした。

そして実は、ここに、家康が石田三成と関ヶ原で戦った理由が隠されています

「豊臣幕府」ではいけなかったから、家康は三成と戦ったのです。

ポイントは、「経済」にあります。

古来から、「経済」と社会の発展は切っても切れない関係にあります。
家康が260年間にわたる平和な時代を築くことができたのは、一つに経済政策に成功したからでした。

この秘密がわかれば、実は関ヶ原の戦いで多くの武将が徳川方になびいた理由も明らかになります。

「頭がおかしい」浅野内匠頭のために、
なぜ命をかけたのか

さて、話は100年ほど飛びます。
浅野内匠頭は、ご存じ忠臣蔵の登場人物。

朝廷の使者の接待に勤しんでいた江戸城中で、接待役である浅野内匠頭が、上司にあたる吉良上野介に切りかかり、浅野は即日切腹となります。

一方で吉良に対してはお咎めなしだったため、浅野家の家臣である大石内蔵助らが反発し、吉良家への討ち入りを決行、敵討ちに成功しました。

討ち入りを実行した四十七士は全員切腹となります。

以上が一般的な忠臣蔵のストーリーですが、改めて考えると疑問なのが、

なぜ、大石内蔵助ら家臣たちは、命をかけて仇を討ったのか

ということです。

刃傷事件などは言語道断の江戸城中で、それも朝廷の使者を接待している最中に起こった事件となっては、もはや浅野内匠頭の行動は”常軌を逸している”としか言いようがありません。
一般的なストーリーである「吉良上野介によるいじめがひどかった」という理由だとしても、いじめの腹いせに刀を抜くのは、はっきりいって幼稚な動機です。

そんな主の名誉を、命をかけてでも守りたいと、果たして思うでしょうか。

つまり、このストーリーには「浅野内匠頭はなぜ刀を抜いたのか」という大切なピースが欠けているのです。

以上、信長、家康、忠臣蔵にまつわる疑問をお伝えしてきましたが、実は、

これらの謎を解き明かすために必要な鍵はたった一つ

なのです。

彼らは何を考え、なんのために行動し、戦ったのか。

それは驚くほど明快であり、現代の私たちにも十分に理解できる理由です。
だからこそ、それを知れば彼らの心意気と志に心を打たれ、思わず「日本人として」涙してしまうかもしれません。

それは一言でいえば「日本人の誇り」であり、信長や家康、浅野内匠頭らが命を懸けて守り続けてきたものです。

それを教えてくれたのが、この方でした。

毎日配信のブログ「ねずさんの学ぼう日本」が大人気で、年に50〜80回もの講演活動を行う小名木先生のお話は、国の成り立ちから戦国、江戸、現代へと、「断片」ではなく全てが繋がり合っていることに改めて気づかされる内容でした。

「こんな先生に日本史を教えてもらいたかった」と誰もが思う、学校では教えてくれない日本史。
その内容とは、

  • 日本に古来から根付いていた「米作り」。日本の成り立ちと建国の理想に深く関わっているとまでいう、その実体とは?
  • 「黄金の国ジパング」は事実だった?「大金持ち」だった日本人の暮らしの根底にあった源とは?そして富の流出の原因とは?
  • 元旦に初詣をする意味と、その日に天皇陛下が行っている儀式の意味とは?
  • 暴君でも魔王でもない、信長の真実の姿とは?”情報操作”された内容がなぜ現在に伝えられているのか?
  • 奈良時代にまで遡ると真相が見えてくる、桶狭間の戦いを「たった一人でも戦いに行く」と語った織田信長の真意とは?
  • 赤穂浪士(忠臣蔵)の真相とは?大石内蔵助たちが、命をかけて敵を討った本当の理由とは?
  • 教科書からも歴史本からも見えてこない、現代にまで続く家康の命がけの取り組みとは?
  • 神道と他の宗教との違いに見る、日本人の精神性。日本人にとって神道とは一体何なのか?

この小名木先生の映像は、私達が運営する、本物の「誇り」を届けるメディア「Japan Pride」の5月号で、会員様限定のコンテンツです。

Japan Prideとは

「Japan Pride」とは、あなたや家族、子供たちが「日本人としての誇り」を取り戻し、イデオロギーにとらわれることなく「日本の未来にとって必要なこととは何か」を考え、行動していただくための会員制の動画配信サービスで、

毎月、第一線で活躍するゲストのご講演を、あなたに動画コンテンツとしてお届けします。

そして、戦前まで日本人が「常識」として育んできた

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といった素晴らしいものをもう一度取り戻すため、日本の伝統と歴史、文化、思想をお伝えするメディアが、私たち「Japan Pride」です。

Japan Prideの内容

1. 講演映像の配信

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2. 講演会への現地(リモート)参加(年会員限定)

講演映像は、配信映像でスマホやタブレット、パソコンなど、どこでも視聴することができます。
しかし、現地で直接先生と向き合い、言葉を聞くことでしか感じることのできない雰囲気や波動があります。
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  • 神道と他の宗教との違いに見る、日本人の精神性。日本人にとって神道とは一体何なのか?
講師プロフィール

昭和31年1月生まれ。国史啓蒙家。静岡県浜松市出身。
上場信販会社経営企画、管理部長、現場支店長としても常に全国トップの成績を残す。
現在は執筆活動を中心に私塾である「倭塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。
他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
年に50~80回前後の講演活動を行い好評を得ている。
著書には、「ねずさんの、昔も今もすごいぞ日本人!」「ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集」「ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密」、新刊「日本建国史」等多数。

さらにご継続いただけることでご覧になれるのは、下記のようなコンテンツです。

今後配信予定

ジャーナリストである門田先生は、コロナウイルスの感染予防に対する関係各所の動きを綿密に取材されたことからわかった、政治家・官僚の日本精神についてお話いただきました。

  • 自民党の会議室で飛び交った怒号とは? 国民の命を守るために全力をかけた政治家の嘆き
  • 政府がコロナに対し、厳格な規制を取らなかった無責任な裏側とは?
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  • 政治家や官僚から「日本を守る」という意識が失われた理由。なぜ「国民の命」が疎かにされ、保身と関係企業への配慮が至上目的となってしまったのか?
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さらに、「大正時代生まれの日本人の真の強さ」まで赤裸々にお話いただきます。

東日本大震災の際に、命の危険を顧みず、日本と日本人を守るために活動を貫かれた自衛隊員。

彼らの中に学ぶ、日本人が知らなければならない真実と、日本人としての生き様とは?
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8月号以降もさらに様々なテーマで講師をお呼びし、日本人としての誇りを呼び覚ます講演を予定しています。
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これらのコンテンツは、何もあなたが学び、成長するためだけに使ってほしくはありません。
誰よりも力を失い、夢と希望を捨ててしまっている子供達にこそ伝えたいメッセージがたくさん詰まっています。

学校教育とメディアによって自虐史観に骨の髄まで侵される前に、「日本人の先輩が何をしてきたのか」「日本にはどんな文化があるのか」を教えてあげて欲しいのです。

年間数万人もの子供たちが自殺する「自殺大国日本」を変えるために、一歩踏み出してみませんか?

さて、これまで、十分に「Japan Pride」の価値をご説明してきたつもりですが、まだ説明不足な点があったかも知れません。

最後にお伝えしたいことがあります。

国を挙げて、膨大な資金をかけて行われる相手方に対して、こうした個人の取り組みや活動は無力なのではないか?

そう思うかもしれません。

ただ、これは絶対的に「やらねばならぬこと」です。

私たちの行動が、必ずや次の世代に繋がっていきます。

たとえこの活動が、大海に落とす雫ひとつにすぎなくとも、私たち一人一人が行動しなければ、何も始まりません。

一見遠回りに見えても、私たち一人一人が、自分達の周りから、真実を伝え、認識を変え、その輪を大きくしていくことこそが、この危機的な状況から日本を守るために何より大切なのです。

私たち日本人の中には、過去に何度も奇跡を成し遂げたDNAが、脈々と受け継がれています。

GHQが、戦後の愚民化教育によって骨抜きにしようと徹底的に潰しにかかった(そして今のところそれが功を奏している)ほど恐れた、私たち日本人のDNAは、これまでに何度も想像を絶するほどの困難に見舞われながら、そのたびに目覚ましい発展を遂げてきました。

この小さな島国が、焼け野原になっても、瓦礫の山になっても、幾度となく立ち上がり、世界屈指の大国に成長できたのは、そのDNAがあったからに他なりません。

かつてこの国を率いたリーダー達は、常に他の人を想い、国を想い、未来を想い、そのために尽くすことに自らの人生を捧げてきました。

その気概こそが、今生きている私たちに豊かさと幸せをもたらしてくれたのです。

最初の一歩は、決して大きかったわけではありません。

ただその第一歩を踏み出し、走り続けた結果、いつしかそれは巨大な力となり、遂に大事を成し遂げたのです。

次は、私たちの番です。

子供たちの世代、その先のまたその先の世代まで、素晴らしい社会を残すために。
まだ見ぬ奇跡に向けて、是非ここから、ともに立ち上がりましょう。

吉田松陰は次のように述べています。

“天照大神の神勅には、
天皇を頂点とする我が日本の興隆は天地に終わりなし、とある。

日本はいまだ滅びていません。
ならば、日本国が正気になるときは必ず来る。

ただいまの時勢に翻弄されるのは天壌無窮の神勅を疑うということです。
それは、決して軽くない罪です。”

この言葉が示すように、まだ日本人は滅んでいません。
自滅の道を歩んでいるかのように見えますが、未来は変えられます。
日本人としての誇りもまだ完全に失われたわけではありません。

そして日本には本来、海外に誇るべき「恥と徳」の文化があります、今でも日本人はその価値観を完全に失うことなく、宿しています。

弱きを助け、強きをくじく。
自己の欲望のために行動することを「恥」とする。
「美しく死ぬ」ために、清く潔い人生を歩む。

これらの、日本人であれば馴染み深い価値観が、欲にまみれた現代の資本主義社会への特効薬となることを信じています。

私たちが「日本の誇り」を取り戻し、右や左などのイデオロギーではなく「日本の未来のため」に、自分たちの誇るべき歴史と文化、思想を正しく学ぶために、

そして、誇るべき日本文化と精神を世界に発信し、日本が世界の中で確固たる地位を築くために、

もし、この理想に少しでも共感していただけたなら、すでに集まっている多くの同志に加わってみませんか。

きっとあなたの人生、そして、あなたの周りの大切な人たちの人生をより良いものにできるものと信じております。